カッチ旅①グジャラート州アーメダバードに行ってみたの巻。アーメダバードの観光スポット、食べたいグルメはこれだ!

ついに憧れの地、工芸品パラダイスであるグジャラート州のカッチ地方を巡ってきましたっ。(インドの西端でちょっと突き出てるとこ)
デリーからカッチ地方の中心都市、ブジ(Bhuj)までは、州都でもあるアーメダバードを経由して行く事に。
行きは列車のチケットが満席で取れず、バスで19時間かけてアーメダバードまで。
インド西部グジャラート州の都市アーメダバードとは?
ホコリっぽくてガヤガヤしてて。バスターミナルや鉄道駅周辺は他の都市となんら変わりの無い様子でしたが、実はここ、アーメダバードはJETROが日系企業向けに視察ツアーを組むほどの注目都市だったりする。
デリー・ムンバイ間産業大動脈構想(DMIC)という、これから作られるデリーとムンバイを結ぶ貨物専用鉄道の中央部に位置し、
さらにインド最大の自動車メーカー、マルチ・スズキが新工場の建設を発表したり、またインドで最もインフラが整っていて停電も他都市より少ない場所らしい。
道のど真ん中に市内バスと緊急車両用特別レーンがあるため、デリーのように「救急車が渋滞に巻き込まれてサイレンだけがむなしく鳴り響いてますけど…」って事態も起こらないのだとか。バス停もまるで都電の駅のようで立派!
そんな感じでビジネスマンにとっては激アツな場所、アーメダバードですが、気ままな旅行者にとっては特に長居するような場所でもなく。というか、まったく下調べせずに「鉄道駅周辺に適当に宿あるでしょー」ってウロウロしてみたのですが….
相次ぐ宿泊拒否により、泊まる宿が見つからず。
もちろん中級以上のホテルであればすぐ見つかるのだろうけど、私の求めているお値段のゲストハウスはどこも外国人を泊める認可を持ってなかったようで。
そもそも外国人で訪れる人の数はまだまだ少ないみたい。至る所で「一緒に写真撮ってー」とか、カフェに入れば窓の外にずらーーーっと私たちを見物する子ども達が集まってきたりとか。珍獣扱い。お前ら、デリーに行けばこんな顔の人間たくさんいるぜ。とツッコミたくて仕方なかった。
結局アーメダバードには宿泊せず、その日の夜にはバスでカッチへ向かいましたとさ。
- -というわけでロクに見られなかったけど一応アーメダバードで周った場所をご紹介。
グジャラートはガーンディーの出身地でもあり。
彼が1917年に建てたSabarmati Ashramは博物館になっています。
郊外にある階段井戸、アダラジ・ヴァヴ。ヒンディー語でバオリ。
今ではドヨーーーんとした水が貯まってるだけだけどね。
下から天井を見上げる。
装飾が美しいです。
奥の方まで立ち入れないようになってたのですが、もっと深い所まで降りられたらさらにキレイかも。
遺跡よりも衝撃だった、Sabarmati Riverfront。
州政府が行ったサバルマティー川の河川整備により、川沿いはこんなに美しい遊歩道に。
ゴミが落ちてないし道がちゃんとアスファルトでフラットに固められてる….!! (デリーではありえない。)
一方デリーのヤムナー川はと言うと、河川敷にはスラムが広がっていたり青空トイレだったり、川の水もドブのように汚染….。デリーの完敗。もっとしっかりしてくれよ。
川の近くにあるNational Institute of Design(NID)を訪問。
インドのデザイン大学最高峰。
敷地内にはギャラリーやかわいい雑貨を売ってるお店もありました。
そうそう。グジャラートに来たからには味わっておきたい「グジャラート・ターリー」
簡単に言えば食べ放題定食。150Rs。安い!!
グジャラート料理は甘い味付けの料理が多いけど、食べやすいので個人的には好きです。(苦手な人も多いみたいですが。)
デリーでもRajdhaniというチェーン・レストランで食べられますよん。
キャリコ博物館も見たかったけど、スケジュールが合わず断念。
駆け足のアーメダバード観光を終え、一路カッチへ向かいます。
そうそう、グジャラートはアムールちゃんの故郷でもあり。(インドの乳製品ブランドのキャラクター)
至る所でアムールちゃんを発見。可愛いわぁ….