カッチ旅3 中心都市ブジ(Bhuj)とその周辺を散策。恐怖の宮殿を体験する。

グジャラート州カッチ地方の旅の中心地はBhuj(ブジ)という町になる。
もちろん他の村や町にも宿泊施設はあるけれど、情報量や動きやすさから見ればここに滞在してあちこち周るのがベスト。
とはいえ、他のインドの観光地と比べると、なーんにもないのですよ。旅行者用の施設が。
探せばどっかにはあるのかもしれないけど、無料Wi-fiとかね、ダラダラできるカフェとかね、そういうものがない。
あと禁酒エリアだから、町のおじさん達は夜になるとラッシーで乾杯してたりする。
特に娯楽もないのか、夜になるとたくさんのパオバジ(パン+カレーの屋台フード)屋が軒を連ね、
みんなでわいわいパオバジ食いながら談笑。
なんて平和なのーーー!!アルコールなんて無い方がみんな穏やかでいいのかもね。
- -そんなブジ(Bhuj)の町の観光スポットはここだ!
時計塔のある宮殿、Prag Mahal(プラグ・マハル)
まずはPrag Mahal(プラグ・マハル)
えー、ガイドブックによると、1860年に200万Rsかけて建てられたらしく、イギリス人のコロネル・ヘンリー・セイント・ウィルキンスさんがデザインしたイタリアン・ゴシックとその他ヨーロピアンなスタイルの融合…..うん、つまりヨーロッパ人がデザインした何となくいろんなヨーロッパ風の建物。
時計塔を登ると街が一望出来る。
しっかしこの辺、鳩多すぎ。写真内の建物に群がってるの全部鳩。
中はヴィンテージでヨーロピアンな趣。
言い換えるとボロッボロ。もうちょっと管理出来ないものか…
マハラジャの被ってたターバンかな。(違かったらすみません)
この真顔の彫刻…..w
ひいいいいい
館内には剥製がいっぱい飾ってあるのだけれど、管理が悪すぎてコレもボロボロ状態に。
これ妖怪じゃないよ。ワイルド・キャットの剥製だってー。 もう原型とどめてない。面影ゼロ。
鏡の宮殿、アイナ・マハル(Aina)
プラグマハルのすぐ隣がAina Mahal(アイナ・マハル)、別名ミラー・パレス。
中はその名の通りタイルと鏡でデコレーションされまくったギンギラギンの館。
よく言えばこれもヨーロピアン・ヴィンテージな香り。
この中に観光案内所もあり、ジェティさんという方がオートリキシャでの村めぐりを手配してくれる。
タクシー借りるのはちょっと予算が…なんて言う方はここでツアーを頼むのがよいかと思います。
グジャラート州の貿易港、マンドヴィ
日帰りで行って来た、カッチの南部に位置するMandvi(マンドヴィ)。
ビーチには観光客用のラクダがいっぱい!
ここのビーチからは中東やアフリカ行きの船も出てるのだとか。
イギリス等に住んでいるインド系移民の人たちの先祖の多くはグジャラート出身の商人と聞いた事がある。
みんなここから渡って行ったのかもしれない。
さとうきびジュース屋台も出てますよ。
他にもたくさんのインド・スナックの屋台。食べ過ぎてお腹いっぱいだー!!
名前忘れたけどマンドヴィ(Mandvi)にあった宮殿。こんな場所でANOKHI(素敵なインド服の店♪)のカタログ撮影してなかったー?ってウキウキ写真を撮っちゃったり。
さてさて、ここから先は旅情報。ブジ(Bhuj)の町やその周辺のゲストハウスやレストラン、おすすめスポット等のご紹介&覚え書き。
興味ない方は読み飛ばしてくださいね♪
ブジの街のゲストハウスやレストランなどの情報
ブジ(Bhuj)の町のゲストハウス、有名どころは
1.Annapurna ゲストハウス。安いけど場所は大通りに面していて落ち着かない感じ。
2.City ゲストハウス。私達が滞在したのもココ。ダブルのバスルーム共同で1泊400Rs。宿のオーナーのおじちゃんはすごくいい人です。タクシーや列車、バスのチケット手配なんかもしてくれます♪アイナ・マハルやマーケットから近いのも◎
3.Gangaramゲストハウス。お値段は上記2件より少しお高くダブルで750Rs/泊。City Guest Houseのすぐ近くです。
お次はレストラン情報。
といっても特に取り立てて美味しいお店がある訳じゃないのだけれど。
1.Noorani レストラン。このエリアでは数少ない、肉が食べられるレストラン。Bhujの街中には2軒あり。Cityゲストハウスの滞在者はディナー時に宿のスタッフに頼めばデリバリーしてもらえますよ。
2.Sankalp レストラン。ホテル・OASIS内にある南インド料理チェーンのお店。店内はキレイ。ここのドーサが美味しい!!いろいろ南インド料理は食べて来たけどかなり好評価◎
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★ブジ(Bhuj)周辺おすすめのお店&スポット覚え書き★
いろいろと遠くの村も見て周り感じたのだけれど、遠くの村まで行かなくても同じものがBhujのマーケットや周辺で同じような値段、もしくはそれ以下で手に入ってしまうという….
わざわざ生産してる村まで行く意味ないじゃんっ!といったところが正直な感想。次回は村めぐりレポートも書く予定なのでその時に詳しく書きますが…。
という事で、村を巡る前にBhujの街中やその周辺のマーケットを見ておいた方がおすすめです。値段の相場も分かるし、キレイなNGOのショールームの方が遠くの村の生産地で買うより安かったりします。
1.Shroff Market
Bhujの街中にあるマーケット。ミラーワーク刺繍の端切れなんかも安く手に入ります。また、定番のミラーワークバッグや絞り染め製品もたくさん。あとシルバー製品が他の地域より安い事で有名らしいです。
2.Senorita Boutique(セニョリータ・ブティック)
Shroffマーケット内にあるこちらのお店はWAMAという女性支援のNGOが手がける製品の直販店。
生産管理もしっかりしており、刺繍や縫製もキレイでデザインも素敵なものが多いです★
3.Qasab
HOTEL Prince内にあるお店。こちらもNGOの運営するショップ。作りはしっかりしているけど、デザインの年齢層がちょっと高めかも。
Bhuj周辺のお店など
1.Bhujodi
Bhujの町から約8kmの位置にあるこのエリアには数多くの工芸品ショップが並んでいます。
その中にある”Hira laxmi National Park“はNGOが運営する工芸品のテーマパーク。園内はとてもキレイで、小さな小屋が工芸品の種類ごとに分かれていたり、とってもお買い物しやすい!!職人さんが直接この場で販売しているのですが、ここのNGOが販売価格の管理もしているためぼったくりなどはありません。
2.Shrujan (http://www.shrujan.org/)
こちらもBhujodiに位置するNGO運営のお店。お値段は他に比べてお高め。ムンバイ等の都市にもショップを構えているらしい。
3.Khamir
BhujからAjrakhpur村へと向かう途中にあるNGO運営のお店。ショールームはかなりきれいで取り扱っている工芸品の種類も多く、デザインもかわいかったりセンスのあるものが多い。さらに値段も適正価格。村の職人から買うのと同じようなお値段です。
施設の敷地内には宿泊施設もあるのだとか。
これからカッチを旅する皆様のご参考になれば幸いです。