年末ラージャスターン旅行その8 シェカワティ地方のハヴェーリー

ビカネールからデリーまでの帰路。何とも辛かったです。
これマジで国道すか!?農道の間違いっっしょ!!!
ってツッコミたくて仕方ないガッタガタでほこりまみれでやたら狭いナショナル・ハイウェイをひたすら走り抜け、
12時間後にやっとデリー到着…
そうそう。それで1時間ほど寄り道したんです。
フランス人の女性アーティストが3年かけて改装した昔のハヴェーリー(貴族の邸宅)。
Fatehpur(ファテープル)という場所にあります。
超適当な旅の地図。ついに完成ー★
まさにラージャスターン周遊!!!
話は戻りまして。
現在はギャラリー兼カルチャーセンターとして公開されているハヴェーリー 、Haveli Nadine Le Prince。
なんとオシャレな中庭だこと…
- -ピンポーン。とドアベルを鳴らしましたら、まるで童話の世界にでも出てきそうな雰囲気のフランス人のおじさまが登場。
中庭ではフランス人のカップルがフランス語でフランス人の青年に案内されている…
ここはいったいどこですか…..?一歩外に出ればむさ苦しいインドの田舎町が広がっているというのに。
入場料200Rsで、係の青年が中を案内してくれます。
小さなギャラリーも併設されており、このハヴェーリーを改装した女性アーティスト、Nadine Le Princeを始め国内外のアーティストの作品が展示されてました。
朽ちた壁画もほとんどが修復されています。
ミラーワークの天井。
びっしり描かれた壁画。ゴージャスだわ。
この辺のインテリアのセンス。素敵だわー こんなお部屋に住みたいわあああ
このイスとかローカルなマーケットで売ってるけどね。
物は同じでも置かれる場所で違って見える。あ、なんか名言的なこと言っちゃった。
こういう木製の細工は複製ではなく当時のものがそのまま使われているそう。
カフェとかレストランを併設すればもっといいのにね。このハヴェーリー。
案内してくれた青年によると、この街には一軒もカフェは無いのだとか。
外はおそろしく暑苦しくてむさ苦しいインドの街だからね。そりゃそうだろう。
このシェカワティ地方は昔のフレスコ壁画が残されている事で有名。
デリーから車で5時間ほどなので日帰りも可能ですね。
街の至る所にやたら雰囲気のある建物がちらちら。
あまりはっきり撮れてないけど…壁一面に絵が描かれてます。
こういう建物が無造作に放置されている。いや、今でも使われてるのかな??
もうちょっと保全活動とかすればいいのにね….
このシェカワティ地方は交易路として栄えたため、こういった邸宅が数多く残されているらしい…
しかし、今ではまともなレストランも無いような田舎町だ。
仕方なく、揚げ物と豆をグシャーーーーってした胃もたれフードをその辺で食べる。
ドナドナドーナードーナー おじさんと子やぎをのーせーてー
ラージャスターン旅行日記はこれにて終了です。
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