弥勒菩薩のムルベク。荒涼とした大地にそびえるラマユル。

ゲストハウスにいたかわいい坊ちゃん。
ラダック第2の都市カルギルを通過後、ムルベク寺院を見学、そしてラマユルへと到着。
かなり雑ですが、これまでのルートマップ。
カルギルからラマユルへと向かう途中にあるムルベク・ゴンパ。
小さいお寺ですが、ここにはマイトレーヤ神(日本語で言うなら弥勒菩薩、チベット語ではチャンバ)の石仏があります。
カルギルまではイスラム教文化のエリアですが、ここから先はチベット仏教文化圏。
お寺の建物内にあるためスペースに余裕がなく、真下からの煽り位置からでしか撮影できなかったのですが…
崖を掘って造られた弥勒菩薩です!
建物の外側から撮影するとこんな感じ。約8世紀頃に造られたのではと言われているそう。
お堂の中に居た美しい仏像
ムルベク見学の後はラマユルへと向かいます。
こんな山間の延々と続く道をひたすらバイクで走ってきました。
ラマユルまであと18km!!
薪を運ぶ働き者のおばあちゃん。
ラマユル・ゴンパが見えました!感動!!
やっとたどり着いた〜
翌朝ラマユル・ゴンパに行ってみましたが、朝6時からオープンって聞いてたのにまだ
開いてない。ゴーン
開けておくれよ〜ってその辺のお坊さんに頼んでお堂を開けてもらう。
ラマユル寺はラダックで一番古いお寺なんだとか。(ラマユル寺ウェブサイト参照)
言い伝えでは、昔々ここら一帯は大きな湖だったそう。そこにナーガ(蛇神)が住んでおり、マディヤンティカというお釈迦様の弟子のアーナンダ尊者の弟子が、湖の淵を杖で壊して湖水を流し、いまの土地を出現させ、この地には顕教と密教の教えが広まるであろうと予言したのだとか。実際に地質学的にもこの地が昔は湖だったことが証明されてるようです。
また、ラマユル寺の見所は、お堂の中の小さな小窓を開けると洞窟の中にひっそりと見える3体の像。チベット仏教の4つの宗派のひとつ、カギュ派の開祖マルパの師、ナローパが修行したとされる洞窟。ナローパ、マルパ、そしてその弟子のミラレパの像が小さな洞窟の中にあるのです。
ラマユルで泊まったゲストハウス。名前忘れちゃったけど、1泊200Rs。
写真で見るとそれなりだけど、けっこう笑えるクオリティでした。
バスルームの蛇口ないし、トイレの便座ないし。まぁ安いからそのまま寝るだけならいいかなって感じ….
次はラダックで一番大きな都市、約120km離れたレーに向かいます。
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