インド最北端の村、トゥルトゥクへ

トゥルトゥク村の入り口。
この村への外国人の入域が許可されたのは2010年のこと。ほんの5年前までは外国人が訪れることができなかった村なのです。
村内にゲストハウスや食堂もいくつかあり、泊まる場所に困ることはありません。
レーで知人にオススメされたゲストハウス、Bagdour Home Stayに滞在しました。1人500Rsで朝食&晩御飯付き。
お部屋も綺麗だしオーナーも穏やかで親切でおすすめ。目立つ看板や案内板がないので他人に聞きながらたどり着くしかないけど。
何度か村の入り口に看板を立てたのだけど、嫉妬した他の村人にことごとく破壊されたのだとか…。
写真だとうまく伝わらないのだけど、村内を流れる小川に石でできた小道や橋、杏の木々のアーチ、
非常に雰囲気のある場所で童話にでてきそうなかわいい村なのです。
トゥルトゥク村はバルティスターンと呼ばれるエリアで住民はイスラム教。
宿の子ども達。顔立ちから典型的なインド人やチベット系のラダック人とは異なる民族ということがわかります。
トゥルトゥク村は流れの激しい川を挟んで2つのエリアに分かれており、ゲストハウスやレストランなど観光客向けの設備があるのが東側。古い集落である西側も行きましたが、特に見所はなく….。小さなモスクは発見しました。
トゥルトゥク村の名産物は杏!!
枝から採ってその場で食べる杏の実は桃のようにジューシーで美味しい…。
これもラダックの名産品。シーバックソーン(Seabuckthorn) 。
ビタミンCがとにかく豊富で、日本でも「サジー」という名前で美容サプリやドリンクが販売されています。
つまんで食べてみたけど、酸っぱすぎてそのまま食べるにはちょっと無理がある…
レーの周辺ではあまり見かけないのだけれど、この地域にはそこら中に自生してます。
村の中で洗濯ごっこをしてた子が可愛すぎて思わず激写!
トゥルトゥク村の外れにはチベットのお寺(ゴンパ)があり。
常に鍵が閉まっている?のだけど、入り口の上部に鍵がある(隠されている?)のでそれを使って勝手に入っても可。
このゴンパは小高い丘の上にあり、トゥルトゥク村全体が見渡せます。ここから夕暮れを見るのがおすすめです。
ゴンパから見下ろしたトゥルトゥク村の全景
晴れていればここから世界第2の高峰、K2の姿が見られます。
このシャヨク河をまっすぐ行くと10km先はもうパキスタン領なのだとか。
この村にのんびり長期滞在したいな、と思いつつも。
ヌブラ渓谷へはラダックの中心都市、レーで有効期限最大1週間の入域許可書(ILP/インナーラインパーミット)を取得しないと来られないため、外国人が滞在できるのは最大でも3~4日でしょうか…
次回は温泉のあるパナミックへと向かいます。
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