南インド・ケララ州アレッピーのバックウォーター・クルーズは行く価値アリ度MAXです!

南インドの極上のリゾート地、ケララ(Kerala)州。
このケララ州の旅において絶対に外せないのが、ヤシの木と豊かな水田に囲まれた水路をクルージングする“バックウォーター・クルーズ”と言えるでしょう。
この体験を一言でわかりやすく表現するならば、まさにリアル・ジャングルクルーズ(東京ディズニーランドのアトラクション)!!
ハウスボートと呼ばれるボートに乗って、豊かな水郷地帯を進んで行きます。
以前、カシミール州のスリナガルでもハウスボートに滞在したり、小さなボートでジャングルの中を探検したりしたのですが,,,
カシミール州のハウスボート滞在と違うのは、宿泊用の船が丸ごと動く事。(カシミールのハウスボートは動きません。)
ハウスボートのランクにもよると思いますが、宿泊できるタイプのボートであれば標準でエアコン完備、キッチンやベッドルームなど備わっており、ご飯もボートの上で食べられます。まさに動くプライベートホテルなのです。
こちら↑は、インドの5スターホテル、オベロイホテル(oberoi hotel)の専用ハウスボート。
写真だとあまり伝わらないけど、一際ボートが巨大でした。中の様子も見てみたいなぁ…
今回はケララ州で体験できるバックウォータークルーズの概要と、私たちがチャレンジした格安日帰りボートクルーズ体験について書いていきたいと思います。
ケララ州のバックウォータークルーズとは?予算はどれくらい?
ケララ州のバックウォーター・クルーズ、起点となる都市はアレッピー(Alleppey)という街。アラップーザ(Alappuzha)という呼び名もありますが、地元民はアレッピーと呼んでる気がします。
河沿いの他の街からもボートは出てるかと思いますが、空港のある都市コチからの距離やアクセスを考えると、アレッピー(Alleppey)からボートに乗るのが確実ですね。
コチからアレッピーまでは車で1時間半くらいです。
日本の旅行会社でツアーを頼むと、1泊のボートクルーズでだいたい2万~4万円ほど。(コチからアレッピーへの陸路の送迎及びボートでの食事、宿泊代込み。
Booking.comで直接現地の業者に予約をすると、1泊7000円くらいから選択肢がありますね。(コチからアレッピーへの陸路の送迎は含まず)
アレッピーにはハウスボートが並ぶ停留所があるので、そこに直接赴いて交渉してもすぐに乗れます。
↑ハウスボートの停留所
私たちがチャレンジしたのは3時間だけの日帰りバックウォータークルーズ体験
私たちが体験したのは宿泊プランではなく3時間だけの貸し切りボートプラン。コチのゲストハウスから約2時間かけてレンタル・スクーターで来ていたため、宿泊したくてもできなかったんです…涙。
ヴァーダ運河(Vada canal)と呼ばれる小さな水路沿いにたくさんの小型ハウスボートが停留しているので、直接話しかけて交渉します。
こちらが停留所の様子。
料金は3時間で600ルピーくらいだったかなあ…。(記憶があいまい)
小型と言っても、何やら6人位は余裕で乗れそうなボートでした。
こんな感じの寝られるスペースも備え付けられてるので、快適なバックウォーター探検ができます。
人々の生活が垣間見えるバックウォーター・クルーズ
ヴァーダ運河を進むとすぐに大きな湖のような場所にでます。
湖を進むこと15分くらい。
どんどん想い描いていたヤシの木が茂るジャングルの中へ…
これこれ。これを待っていたのです!!
途中のお店で止まってもらってチャイやコーヒー、お菓子などを買う事もできますよ。
ボートからは地元の人々の暮らしが見られるのがおもしろい。
食器を洗っているおばちゃんとか。
細い岬の様な道を自転車で走るおじさんとか。
バックウォーター沿いの家の脇には、家庭で使う移動用のボートが。
夫婦?でボートを漕いで移動している姿がかわいかった。
みんな器用にボートを漕いで移動します。
なんか絵になるなぁと思って撮った一枚。
途中でボート漕ぎのおじさんが食堂に寄ってくれたんだけど、すでにクルーズ前にランチを腹いっぱい食べていた私たち。涙。
ランチも途中で食べられるって先に言ってくれよう。涙涙涙。
バナナの葉っぱに乗った料理がおいしそうだったなあ。。。残念。
ボート漕ぎのおじさんと、食堂にいた手乗りの鷲。
アレッピーのボート・クルーズ、非常によかったです。私はこういうボートに乗って観光するタイプのアクティビティは途中で飽きて眠くなってくるタイプなのですが。今回のバックウォーターの旅は見どころ満載で飽きずに楽しめました。
ケララ州に観光に来たらハウスボートでのバックウォータークルーズはマストですね。