大宮で本場スリランカ料理が食べられる隠れ家的スポット!紅茶屋さん

どの街に行っても必ず2〜3軒は遭遇するんじゃないか、ってくらい日本ではメジャーな存在になったのがインド料理店。(その多くはネパール人経営ですが。)
一方、スリランカ料理のお店ってなかなかないですよね。
そんなレアなスリランカ料理を心ゆくまで楽しめるのが、知る人ぞ知る穴場的スリランカ料理&紅茶のお店、埼玉の大宮にある「紅茶屋さん」。
その名の通り、元々はスリランカ紅茶のサロンだったそうなのですが、オーナーさんが数年前からスリランカ料理のランチを始めたそうです。
家庭的な空間で頂くスリランカ料理の数々はまさに絶品でした。
[ad]スリランカ料理とインド料理の違いとは?
紅茶屋さんで食べたランチをご紹介する前に、ここでさっくりインド料理とスリランカ料理の違いを書いておきます。
スリランカ料理の最大の特徴…それは何と言っても“お魚のだし”!!
モルディブフィッシュというハガツオの鰹節や、ハールマッソーという小魚をゴラカ(ガルシニア)と塩につけた煮干しのようなものを味付けに使ったりします。
また、ココナッツミルクにココナッツパウダー、ココナッツオイルにココナッツビネガーなど、ココナッツをフルに活用するのもスリランカらしいですね。(ココナッツは南インド料理でも使いますが)
紅茶屋さんでいただくスリランカ料理ランチ
紅茶屋さんのスリランカ料理ランチ、税込み1300円で要予約です。詳細は記事の最後に書きます。
席に着くとすぐに、オーナーさんがお料理を次々と運んできてくれます。
「本当に2人分?」ってくらい充実のボリューム。4人分くらいはあります!
一通りお料理がテーブルの上に並びました。
ライス、チキンカレー、ダル(レンズ豆のカレー)、オクラ、かぼちゃ、かぶ、などなど、覚えきれないくらいに色んな種類のおかずが並び、感動!!
あ、スリランカではダルじゃなくてパリップって呼ぶのかも。レンズ豆のカレー。
ポルサンボール(ココナッツ削りに辛い鰹節味)などの付け合せ。これもまたスリランカ料理ならでは。
真ん中にライスを乗せて、おかずは周りを取り囲むように乗せて、自分の正面のお皿スペースはおかずを乗せずにあけておいて、ここでおかずとライスを混ぜて食べてね。
と、オーナーさんが本場の食べ方を教えてくれます。
せっかくなので、スプーンではなく手で食べました。
いったん完成。スリランカ料理プレート。
こんなに種類があるのに、ひとつひとつ味やスパイス使いが違うんです。
お料理のひとつひとつにオーナーさんの愛がこもっている気がして、それもまたおいしさのエッセンスになってる気がする。
食後にはヨーグルトに“キトゥルパニ”というクジャクやしの蜜をかけたものが出てきて。
キトゥルパニ、はじめて知ったけど自然の甘味でおいしかったです!
ふむふむ。これがデザートね。と、思ってたんですけど…
白玉団子?にゴマあんがかかったデザートが登場!
食後の紅茶も以下のメニューから選べます。
なんて贅沢な…。1300円でこれだけの料理。お得すぎる。
残ったお料理は持ち帰り可能です。紅茶屋さんに行くときは持ち帰り用タッパーなど持参するといいですよ。
私たちは何も持っていかなかったので、ビニール袋を頂いて、それに詰めて持って帰りました。
紅茶屋さんは行ってみるとわかると思うのですが、なんかこう、“実家に帰ってきました”的な不思議な安心感に包まれる場所です。
ランチを頂く場所も、床の間のような場所で、無理にレストランっぽくしていなくて。お料理に使うハーブなどの鉢植えが置いてあったり。
中に入るとキッチンでオーナーさんがお料理をしている姿が見えて。
ここはお店とは呼びたくない。おうち、とあえて呼びたい。「ただいま」と言いたくなるような空間です。
[ad]大宮のスリランカ料理スポット、紅茶屋さんの情報
住所:埼玉県さいたま市大宮区三橋4-233-2
アクセス:大宮駅西口からバスで10分+徒歩5分ほど。
※乗り場によって所要時間は多少異なります。詳しいバス情報は紅茶屋さんウェブサイトの「アクセス」のページからご確認ください。
営業時間:AM:10:00~PM:6:00(※ランチはpm12:00~pm14:00)
定休日:紅茶屋さんウェブサイトで要確認
電話:048-622-5931
E-mail:kouchayasan@kouchayasan.com
予約方法:電話かメールで3日前までに予約しましょう。