【【インドニュース】朗報。ついにデング熱を治す薬が発明されたそう。

デング熱。熱帯・亜熱帯地域で蚊を媒介して感染する疾患。
インドではかなり一般的な感染症であり、2017年にはインド全国で15,7220件のデング熱症例と250の死亡例が報告されたとのこと。
2014年には日本でも約70年ぶりにデング熱症例が報告されニュースになりましたね。
このデング熱、ひどい場合には命を落とす危険もあるほどの深刻な感染症なのですが、現状は特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われるだけ。
そんな極めて深刻な感染症として知られるデング熱ですが、なんと2019年インドでデング熱治療薬が登場するかも!?というニュースが発表されました!
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デング熱の治療薬は本当に登場するのか!?
現地メディア、タイムスオブインディアの報道によると、なんとそのデング熱の治療薬は7種のハーブを配合した古代インド医学アーユルヴェーダの薬だそうです。
インド医学研究評議会のBelagavi地域センターではすでに臨床試験を実施しており、臨床的安全性と有効性を証明しているとのこと。
伝統的なアーユルヴェーダの聖典には直接デング熱に関わるような対処法や薬の調合法は一切書かれていないそうで。今回のデング熱の治療薬として開発されたものは、アーユルヴェーダで使われるハーブを現代のお医者さんが手探りで配合したものみたいですね。
本当に来年からこのデング熱のアーユルヴェーダ治療薬が市場に出回るのかどうかはまだわかりませんが…(インドだからね)、もし実際に使われるようになったらインド国外のデング熱感染患者数の多い地域でも一気に広まる事が期待されます。
インドに暮らしていたり旅行したりするときにデング熱の心配はつきもの。早くこのデング熱治療薬が実際に使われるようになってほしいところです。