インドすぎるクオリティのヴァルカラ水族館でクラゲをみた話。【南インド・ケララ州の旅】

南インド・ケララ州のヴァルカラ。
ビーチ以外で特に行くべき場所はないのですが。
1件だけ、海沿いにヴァルカラ水族館(Varkala Aquarium)という観光施設が一応あります。
ケララ州ヴァルカラビーチの観光施設、ヴァルカラ水族館の様子はいかに
ヴァルカラ水族館、入場料はわずか40ルピー。
入ってすぐの水槽にライトアップされたクラゲが!!
あらかじめお伝えしておきますと、このヴァルカラ水族館の最大の見どころが、この入ってすぐのとこにあるクラゲ。
この後は延々と小さめの水槽がひたすら並んでます。
螺旋状のスロープになっている吹き抜けの建物内。大雨ふったら建物内水浸しやん…
お客さんは他に欧米人の家族が1組。特に見張りのスタッフなどはおらず、ガラーンとした雰囲気…
水族館によくある、「手を入れて生き物に触れてみよう!」的なコーナー?
…ただの水たまりです。
以前テレビで水族館プロデューサーの中村元さんという方が話していたのですが、水族館で人々が見ているものは水槽の中の魚たちではなく、「水塊」だそう。
水の存在感や水中感、水中にいるような感覚など、水族館の魅力は「水」の存在を利用して表現していく設備。だから臨場感溢れる巨大水槽が目を引くんでしょうね。
その考え方から行きますとね。
このヴァルカラ水族館は水塊感は皆無なわけですよ。
さかなくんじゃないんだから、海の生きものがただ並んでてもそんな熱心に興味もって見ていられないんですよね…
(以前ムンバイの水族館に行ったときも同じ感想を抱きました。)
水族館の小さな水槽をひたすら眺めるよりは、すぐ目の前に広がっているアラビア海の夕日を眺めたほうがよほど有意義な事に気がつく。
ヴァルカラ水族館は散歩と暇つぶしにくるにはちょうどいいスポットかも。