インド映画「真実を知るもの(TE3N)」。実力派製作陣&俳優の本格サスペンス映画です!【Netflix】

動画配信サービスNetflixで、インド映画「真実を知るもの(原題:TE3N)」鑑賞。
日本でも公開された本格サスペンス映画、「女神は二度微笑む (原題:Kahaani)」と共通する製作陣&キャスト。ロケ地もコルカタで同じです。
「真実を知るもの(原題:TE3N)」の主演はインド映画界の生きるレジェンドとも言えるアミターブ・バッチャン(Amitabh Bachchan)。
そこに「女神は2度微笑む(原題:Kahaani)」のスジョイ・ゴーシュ(Sujoy Ghosh)監督がプロデュース、そして同映画で主演をつとめた女優ヴィディヤー・バーラン(Vidya Balan)、個性派俳優ナッワーズディーン・スィディッキー(Nawazuddin Siddiqui)という超実力派製作陣&キャストが再び共演。これはもう期待するしかないでしょ。
「真実を知るもの(原題:TE3N)」のざっくりしたあらすじ
「真実を知るもの(原題:TE3N)」は、2013年公開の韓国映画「悪魔は誰だ 」のリメイク。
8年前に孫娘を誘拐&殺害された主人公、70歳のジョン(アミターブ・バッチャン)は、犯人をつきとめるために毎日警察署に通う日々。
女刑事のサリタ(ヴィディヤー・バーラン)は、そんなジョンの対応に手を焼き、また当時の事件を担当した刑事、マルティン(ナッワーズディーン・スィディッキー)は事件をきっかけに今は退職し牧師となって教会につとめている。
迷宮入りかと思われたジョンの孫娘の誘拐&殺人事件だったが、ここにきて手口が酷似する誘拐事件が発生。
果たして同じ犯人なのか?8年ぶりに見えてきた手がかりを必死でつかもうとするジョン。女刑事サリタは、8年前の事件を知るマルティンに協力を依頼。そして当時の事件の関係者が再び集結し犯人確保に挑み始める。
「真実を知るもの(原題:TE3N)」のみどころ
ネタバレになるのでくわしくは書きませんが、2度目の誘拐事件の犯人がまさかのあの人だったこと、そしてこの事件を引き起こした理由が、この映画「真実を知るもの(原題:TE3N)」の衝撃のドンデン返しポイントと言えるでしょう。
「女神は二度微笑む (原題:Kahaani)」に比べると、ちょっと意外性にかけるというか、単純なストーリーだったかなぁと思っちゃいましたが。
それでも、最後まで飽きずに鑑賞者に展開を追わせる作りはさすがだなーと思いました!俳優さんたちが実力派そろいなのも、ストーリーにリアリティが増すポイントかもしれないですね!
コルカタにあるイギリス東インド会社の歴史的建造物、「ライターズ・ビルディング(writers building)」や、セントポール大聖堂(St.paul’s Cathedral)などのロケ地もみどころ。
そして、この映画「真実を知るもの」の原題は「TE3N」。ヒンディ語で「3」の数字を意味するteen(ティーン)をもじったもの。
見終わった後に、「で、何が「3」なの!?」と困惑するかもしれませんが。
私の勝手な見解では、おそらく孫娘の誘拐事件、そして現代で起きた2度目の酷似事件、最後に明かされる第3の衝撃の事実!という意味での「3」なのかなあ?と思いました。
サスペンス系の映画が好きな人は、特にインド映画自体に興味はなくても抵抗なく観られる作品だと思います!